2025年8月29日、新日通株式会社の中国子会社である湖北新日通諮詢有限公司は、武漢にある4つの学校(武漢光谷英才技工学校、武漢市江夏職業技術学校、武昌職業学院、武漢水利水電職業技術学院)を訪問しました。今回の訪問では、学校の幹部や就職担当者と活発な意見交換を行い、中国の教育機関と連携することで、日中間の教育・人材交流をさらに広げるための重要な一歩となりました。




武漢:教育と産業が結びつく中心地
武漢は、100万人以上の学生と多くの専門学校を擁する、中国中部を代表する教育都市です。特に近年は、日本が求める「特定技能」分野に直結する実践的な職業教育が急速に発展しており、注目を集めています。
今回訪問した4校は、製造、サービス、外食、介護、水利水電など、それぞれ高度な専門分野に特化しています。これらの学校と連携することで、日本の日本語学校や企業が必要とする人材と、より精度の高いマッチングが可能になります。
学校との対話から築く協力関係
意見交換の場では、新日通が提供するワンストップの支援体制(日本語学校への進学、大学・専門学校との連携、特定技能ビザ申請、就職支援、在留資格更新、生活サポートなど)を紹介しました。
学校側からは、学生の海外進出や国際連携の強化に強い関心が寄せられ、「日本の教育機関や企業への直接的なルート」として高く評価いただきました。さらに、特定のニーズに合わせて人材を育成するプログラムや共同募集のモデルについても議論を重ね、今後の本格的な提携に向けて大きな手応えを得ることができました。
日本の提携先への価値:安定的かつ質の高い人材供給
日本の日本語学校や企業にとって、優秀な学生や人材の確保は重要な課題です。新日通は中国の教育現場と直接連携することで、日本の提携先に以下のメリットを提供します。
- 安定したネットワーク:複数の学校と長期的な関係を築くことで、一つのルートに頼るリスクを回避します。
- 高いマッチング精度:日本側のニーズを事前に把握し、それに合った人材を適切に推薦します。
- 留学・就職成功率の向上:ビザ、語学教育、生活支援を包括的にカバーすることで定着率を強化
これらの支援を通じて、中国からの学生や人材が日本でスムーズに学び、働ける環境を整えるとともに、日本の提携先の持続的な成長に貢献します。
今後の展望:日中人材の好循環モデルを構築へ
今回の武漢訪問は、中国における教育機関ネットワーク構築の第一歩です。新日通は今後、以下の取り組みを進めてまいります。
- 提携校をさらに増やし、広範なネットワークを構築する。
- 教育課程や技能研修において、日中共同の育成プログラムを推進する。
- 日本語学校や企業のニーズに合わせた人材送り出しプロジェクトを実施する。
- 日中双方の学校や企業を巻き込み、長期的なブランド提携を形成する。
新日通株式会社は、「日中人材交流の架け橋となる」という理念のもと、日中間の人材交流を「継続的で体系的な好循環モデル」へと発展させてまいります。日本の教育機関や企業にとって、信頼できるパートナーであり続けることをお約束します。
